ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • JG0GJG/鈴木
  • 2021/12/23 (Thu) 09:30:46
世界遺産に登録されているスウェーデンのヴァールベリにある超長波(VLF)17.2KHzのグリメトン無線局(コールサイン「SAQ」)が日本時間12月24日16:30から記念運用をするそうです。ネットでライブ配信もされるとのことで、興味深いです。
https://www.hamlife.jp/2021/12/21/saq-2021xmas/

Re: ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • ja0ela
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  • 2021/12/23 (Thu) 11:33:20
今はHF帯やVUHF帯による通信は当たり前ですが、当時は超長波帯が技術的な面からも主流だったようです。

日本にも超長波送信所がありました。
https://yosami-radio-ts.sakura.ne.jp/

基本構造や動作原理の説明も掲載されています。
送信機の発振周波数を決める水晶、又はVFOが発電機になったと考えればよいと思います。

手持ち無線機の最低受信周波数は30KHz、ANTもないしネットで受信かな。
鈴木さん情報ありがとうございます。

Re: ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • JG0GJG/鈴木
  • 2021/12/23 (Thu) 13:33:43
JA0ELA/犬塚OM
依佐美送信所の案内ありがとうございました。あの時代にあれだけの鉄塔や空中線を自力で建てた日本の技術力はたいしたものだと思います。
送信管の無い時代に高出力を出すには高周波発電機しかなかったのですね。しかし17.2KHzというと音でいうと可聴周波数の範囲だと思うので、一体電波の最下限はどこから?と思います。
地表波伝搬で伝わるのもなんか想像もつきません。電離層反射は関係ないので黒点のサイクル云々もなしでしょうか。

依佐美送信所は残念ながら解体されてしまいましたが、グリメトン無線局のように稼働できる状態で後世に残してほしかったです。

Re: ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • JA0HHM/中山
  • 2021/12/23 (Thu) 15:52:33
電波:電界と磁界によるので、耳には聞こえません。
   なので可聴域の概念はありません。
音波:空気振動で、超音波とかでなければ、耳で受信可能
となります。
電波で一番低いのは、対潜水艦通信の45Hzでしょう。
どんな変調しているのか公表していませんが。
アンテナを見てみたいものですね。
あと、オメガ局は6.8KHzが最低でしたね。
電波法では3000MHz以下となっていますが、下限は規定ないようです。

Re: ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • JA0HHM/中山
  • 2021/12/23 (Thu) 20:43:17
先ほどの訂正
3000MHz→3000GHz

失礼しました。

Re: ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • JH0KWZハットリ
  • 2021/12/23 (Thu) 22:21:10
数年前にBS-TBSでヴォルベリ無線電信局のドキュメンタリーが放送されました。本多さんが録画してくれました。とても興味深い内容でした。
週末にもう一度見てみます。

Re: ヴァールベリの無線局のクリスマス記念運用

  • ja0ela
  • Site
  • 2021/12/24 (Fri) 00:36:21
高周波発電機を使って電波を出す事は分かったのですが、送信システム全体のイメージが浮かびませんでした。
ネット検索したらJA2DJN局のHPにブロックダイア(接続略図)が載っていました。
http://www.katch.ne.jp/~teru-y/ja2djn/ja2djn-m.htm
送信設備を開き、ページにある「ここをクリック」を押すと当時の回路図が出てきます。

送信周波数の安定度はモーターの回転にあるようです。
空中線とアース、終段のマッチング回路、そしてキーイングリレーを見ると電信送信機である事が分かります。
この信号をどんな受信機で受けて、どんな音で聞えたのか興味があります。
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)