15V40A電源、改悪版。本来なら『自己満足の世界 その**』となるのでしょうが・・・
3年ほど前にJH0RCM/久保さんからアイボール会で頂いた電源( 30Aトランス使用の20A可変)です。ケースの中身を全部掻き出し、付いていたメーターは残し、出力端子は端子台に替えました。出力15Vは固定です。性能は写真の1枚目に。実測37.5A (別メーター使用) まで確認しました。使ったハロゲンランプが12V仕様のため15Vの試験で5個中2個が破裂しました。電源トランス、放熱器 (写真の4枚目でリニア用からやっと切り出し!!)、その他殆どがオリジナルから変わっています。トランスの性能は良く、大電流を流しても電圧の落ち込みは緩やかです。が、18V出力しか選べず、整流後25Vになってしまうのが残念なところです。40A近く流すと出力15Vとの差は3.87Vとなり放熱器はそこそこ熱くなります。ですが、接続するリグは50W出力で消費電流は最大10Aとなり、20Aメーターでも表示は余裕で放熱器も熱くなりません。
メーターを外し、出力端子を後面に付け替えれば大電流の流れる配線長は1/3に短縮され出力特性も大幅に改善 (小電流時で0.05V程度) されるのですが、見栄えに負けてしまいました。
一番下の7枚目の写真が次に取り掛る電源です。これも今月のアイボール会でJH0RCM/久保さんに頂きました。AC100Vを200V端子に給電すると30V端子でちょうど15Vになり、整流すると21Vが得られ理想的です。20V端子では100V給電の場合、整流後28Vになるので高過ぎて使えません。それとも本来の100V端子を使って36~38V電源にするか? FET、SBD、SCRを使って効率の良い電源を目指します。